本物の木の家を造り続ける　(有)窪野建築

地鎮祭も終わり　いよいよ地盤改良の工事に今週末から始めます

思ったよりも近い位置に支持層があり長さも５ｍ位の設定でOKになりました


忙しい中　残業での刻みも進んでいます

土台の刻みも終わり　桁、梁の大きな材木の刻みに入ってきました

こんな光景を見るのも今では珍しいぐらい

しかし興味のある人の見学もちらほらとありますから　

分かっていただけるお客さんがある以上　頑張って世に残していきたいと思っています　（*^_^*）

刻み

墨付け作業も進んでいる中　上棟日も決まり

最近では珍しくもなった餅まきも予定しています　現在進行している仕事も大がかりな仕事で

上棟も間に合わなくてはいけないので　夕方現場から帰ってきてからの残業の刻みをしています

今ではちゃんとした理屈を分かっている職人さんも少なく　刻み仕事は完ぺきでなくては

墨をつける意味がありません　こういった刻み仕事もやれる人も少なくなってきています

在来木造住宅　木を知るうえでは　墨付けと刻みが基本なんですがね～

大黒柱

今では殆どの住宅が大黒柱など使いませんね

今回のⅠ様邸では二本使います　倉庫に乾燥してあったものを遣いますが

今時と思われる方もいますが　中には飾りともいわれますが

決してそんなことはありませんね　上棟の時に一番感じますが　やはり家は強くなりますね

建て方の時に垂直を確認していかないと　後では直すことも大変な作業になるぐらいです

やはり和には大黒柱は似合いますね　

角材一本一本に命を吹き込む　そこには職人魂の木を見つめる姿があります

墨付けの素晴らしさは世に残していかなくてはいけない・・・　そう思います。