本物の木の家を造り続ける　(有)窪野建築

Ｔ様邸　リフォーム工事


１４年前に　新築施工させて頂いたＧ様からの　

ご紹介でご依頼を頂きました。なんでも　増築してくれた工務店が

やめてしまい　どこに頼んで良いか？とお困りだったようです。

下見をした時から　不安な箇所ばかりでした。

着工して　その不安が的中。リフォームと言うより　補修工事？

辞めてしまった理由が　判りました。その様子は　後日に・・。


リフォーム中　Ｔ様から「社長　キッチンと壁のスペースに

ピッタリはまる　こうゆうの作ってもらえる？」手書きのメモを・・・。



もちろん　作れます。こうゆう風に　ピッタリはまりましたよ。





現場で採寸して　作業場で加工・刻み・組み立て　メモ書き通りに

引き出しを　作っている時は　家具屋さんになったみたいでしたよ。

リフォーム中は　追加工事が・・。良くある事です。

Ｔ様　「あと2ヵ所考えてるの　まとまったら　社長に相談します。」

との事でした　了解しました。

Ｓ様邸　新築工事


外部工事が終わり　内部の造作工事ですが

雨の日は　内部を進めてきた為　順調です。







国産赤松のフローリングで　すべての部屋に使用します。

Ｓ様　「私には分からない所は　すべてお任せで」との事なので





元の家から　取り外した古材を　加工し直して

框等に　再利用した為　すべて赤松に　統一感があり品が良いです。





こちらも　古材の地松の野物を　幕板に加工し直し　再利用です。

出来る限り　使用してほしいとの要望でしたので

天井板も　只今　塗師屋さんに・・　そろそろ仕上がるころです。

現場で取付けが　楽しみですよ。

Ｓ様　古材再利用を　お孫さんに説明して

Ｓ家の歴史を　代々語り繋いでいきたいと言っておりました。

私達も　家造りで出来る限り　お手伝いしますよ。

Ｓ様邸　新築工事




元の家から　取外し洗浄し　乾燥させて置いた　松の踏み天井板。

根太の跡がくっきり。しかし　Ｓ様は　これが良いんだそうです。　



加工し直しても　多少残りましたね。これが歴史です。

あとは　塗師屋さんに　お任せします。





天井材・窓枠等　桧無垢材を　皆で加工です。

既製品の普及で　加工・仕上げの出来る職人さんが少なくなりました。

当社は　お施主様に恵まれている限り　本物の木の家造りをしていきます。



取り外した古材がもう少し　出来る限り使い切りますよ。

去年施工させて頂いた　Ｋ様のお言葉に　

「自分の商売は　自然の恵みがあっての事だから

捨てるとこなく　感謝して使い切らないと。」

おっしゃる通りだと　共感しました。

自然の恵みに感謝して　古材を再利用です。