飾り天井・桧の階段。

カテゴリー │住宅新築天井階段無垢材

H様邸 新築工事

私が墨を付けている隣で
専務が 造作材を加工中です。



LDKの飾り天井
二人で議論の結果
今回はあまり深く折り上げずに
井桁に組み 隅に火打ちを入れました。
真ん中に照明器具が付けば 
バランスもばっちりです。

H様「窪野さんにすべてお任せで・・」
と 言うことで


倉庫から 桧の長尺の板を探しだし
天然乾燥材・無節の桧無垢階段です。
専務 まだまだ加工がありますよ。

近年 既製品が主流ですが
流通している同じ物ではなく
やはり職人が そのお宅に合う様に
無垢材を加工し 取り付ける。
それが本物の家造りではないでしょうか。



 

墨付け 開始!

カテゴリー │住宅新築構造墨付け

K様邸 新築工事




まずは桧の土台をきどります。

最近 主流のKD材ではありません。
荒木の状態で 自然乾燥させた材なので
すべて同じ寸法にそろえます。
KD材と違い 油分もあり 香りも良く
作業場内は 桧の香りで癒されます。


墨付けを 始める前に
間竿を作ります。
K様邸の墨付けに 必要な情報を
書き入れ 定規として使います。
墨付け前には 毎回作りますよ。
住まれる人が違えば まったく同じ家は無いですからね。


本物の木に触れながら 感じ取り 見極め
木材に墨を付けていきます。
プレカット・機械には 真似できない事
職人・人だからこそ 出来る良い加減で
今回も本物の木の家造りをしていきます。
  


 

解体着工。

カテゴリー │住宅新築解体

K様邸 新築工事

仮住まい工事も終了し
昨日の雨の中 K様とお引越しをしました。

そして今日 解体着工です。
その前に K様からのお願いで
「使える木があったら 新しい家に使ってほしい。」
との事で 解体される前に取り外します。


完全装備で90年分のホコリに備えます。

地松の天井板と根太を取り外し


小屋組みが見えました。
使えそうなものに印をつけて
後は解体業者にお任せします。
他にも 床の間の地板などを取り外しました。

さすがにすごいホコリでした。
皆 鼻の中まで 真っ黒になりました。
お疲れさまでした。
私も早くシャワーを浴び お風呂につかりたいです。